『バルバロステイルズ』追加魔物データ/魔神


 特殊能力の分類マーク
「○常働型」:常に効果を発揮している特殊能力です。基本的に魔物の意志ではオン/オフできません。
「〆主動作型」:主動作で使用する特殊能力です。
「☆補助動作型」:補助動作で使用する特殊能力です。
「√宣言型」:一部の戦闘特技と同様、補助動作で使用を宣言する特殊能力です。1ラウンドに複数回の宣言を行える場合、「○複数宣言=X回」という特殊能力で示されます。
「▽条件型」:毒や病気感染など、特定の条件が満たされた時に自動的に効果が発現する特殊能力です。効果を発現させないことを選択できる場合は▼で示されます。

魔物レベル:  



ML7  アルガギス
 知能:低い 知覚:五感(暗視) 言語:魔神語 生息地:地下迷宮、遺跡 反応:敵対的
 知名度/弱点値:13/16 先制値:14 移動速度:15 生命抵抗力:10(17) 精神抵抗力:9(16)
攻撃方法命中力打撃点回避力防護点HPMP
体当たり8(15)2d+117(14)5512
特殊能力弱点:水・氷属性ダメージ+3点
「○複数宣言=2回」
 1回の手番に補助動作で宣言する特殊能力を2つまで宣言することができます。
「▽連続攻撃」
 攻撃が命中した場合、同じ対象にもう1回攻撃できます。2回目の攻撃が命中しても、この効果はありません。
「√丸まる」
 防護点が+3点、移動力が+15mされます。同時に、打撃点が−3点されます。
「√かばう」
 戦闘特技《かばう》と同じ効果です。
「√渾身攻撃」
 打撃点を+8点します。同時に、自身の回避力判定に−3のペナルティ修正を受けます。
 アルガギスは、全身を硬い甲羅で覆った魔神です。非常に力が強く、頑丈なことが特徴です。体を丸めることで守りはさらに強固なものとなり、巨大な球体となって敵をひき潰します。
 あまり知能は高くなく、他の魔神の護衛として付き従っていることが多いようです。
戦利品
自動 悪魔の血(100G/赤A)
2〜10 頑丈な甲羅(200G/赤A)
11〜 上質の甲羅(1.200G/赤S)


ML7  レドルグ
 知能:高い 知覚:五感(暗視) 言語:あらゆる言語 生息地:地下迷宮、遺跡 反応:中立
 知名度/弱点値:16/18 先制値:12 移動速度:20/20(飛行) 生命抵抗力:9(16) 精神抵抗力:10(17)
攻撃方法命中力打撃点回避力防護点HPMP
なし9(16)4064
特殊能力弱点:純エネルギー属性ダメージ+3点
「○通常武器無効」
「〆真語魔法、操霊魔法7レベル/魔力10(17)」
「○√魔法適性」
 戦闘特技《魔法誘導》《魔法拡大/数・時間・範囲》を習得しています。
「○幽体」
 煙のようにわずかな隙間を通り抜けることができます。
「〆悪魔憑き/9(16)/精神抵抗力/消滅」
 自身が存在する乱戦エリア内の1体の体内に潜みます。この効果は呪い属性です。
 対象の体内にいる限り、レドルグにダメージを与えることはできません。この状態でもレドルグは、魔法を行使することができます。
 憑依を解除するには、対象のHPを0以下にするか、【リムーブ・カース】を用いるしかありません(達成値比較が必要です)。あるいは、レドルグは補助動作でいつでも解除することが可能です。
「☆内からの囁き/9(16)/精神抵抗力/消滅」
 この能力は、すでに「〆悪魔憑き」によって体内に入り込んでいるキャラクターに対してのみ使えます。
 対象にのみ自身の声を届かせ、行動を強制します。
 戦闘中は、この能力は1ラウンドに1回しか使えません。対象は、直後の自身の手番で強制された行動を実行します。
 レドルグは、ぼやけた霧状の魔神です。この魔神はあらゆる言語に精通し、必ず対面した相手の望みを聞きます。相手が望みを言えば、レドルグはその体内へ入り込もうとします。この際、言葉巧みに誘惑し、抵抗しないよう誘導します。
 一度対象に憑依したレドルグは、魔術や邪悪な知識を活用し、可能な限りサポートを行います。レドルグの魔術は強力であり、非常に大きな力となってくれます。レドルグのアドバイスは基本的に邪悪で利己的なものですが、憑依されているものには最高の助言に聞こえます。しかしレドルグは肝心なところで裏切り、対象を破滅へと導きます。絶頂からどん底へ転落する様を見るのが、なにより好きなのです。
 レドルグは自分の存在が第三者に知られた場合、なるべく憑依した対象を盾にしようとします。そして宿主である体が倒されてしまうと、すぐに誰かに憑依しようとします。
 レドルグは倒されると、血液のような体液だけを残して消滅します。
戦利品
自動 悪魔の血(100G/赤A)
2〜8 なし
9〜 悪魔の血晶(800G/赤A)


ML8  テラービースト
 知能:低い 知覚:五感(暗視) 言語:魔神語 生息地:地下迷宮、遺跡 反応:敵対的
 知名度/弱点値:14/18 先制値:15 移動速度:22 生命抵抗力:11(18) 精神抵抗力:10(17)
攻撃方法命中力打撃点回避力防護点HPMP
11(18)2d+811(18)5228
特殊能力弱点:純エネルギー属性ダメージ+3点
「○毒無効、○病気無効」
「〆神聖魔法4レベル/魔力6(13)」
「√魔法適性」
 戦闘特技《マルチアクション》《魔法拡大/数》を習得しています。
「○おぞましい姿/9(16)/精神抵抗力/消滅」
 テラービーストを目視したものは、10秒(1ラウンド)の間、恐怖のためにすべての行動判定に−2のペナルティ修正を受けます。この効果に対する抵抗力判定は、各キャラクターの手番のたび、その最初に行われます。この効果は精神効果属性です。
「▽腐敗毒の注入/11(18)/生命抵抗力/消滅」
 牙の攻撃により、「1」点以上の適用ダメージを与えた場合、対象を毒で冒します。
 毒で冒されたキャラクターは、ただちに「2d−5」点の毒属性の魔法ダメージを受けた上、自身の手番ごとに、同様のダメージを受け続けます(このとき、生命抵抗力判定は行われません)。この効果は、解毒されない限り持続しますが、累積することはありません。
「○再生=10点」
 手番の終了時に、HPが「10」点、回復します。HPが0以下になると、この能力は失われます。
 テラービーストは、アザービーストの上位種と考えられています。
 牛ぐらいの大きさの、四足獣に近い姿をしていますが、おぞましく奇怪な姿をしており、常時肉体は腐敗と再生を繰り返しています。不快な臭気を放っており、その姿を目視したものは、恐怖で体がすくんでしまうでしょう。
 他の魔神に付き従うことが多く、また複数で行動することで知られます。牙には毒があり、噛まれたものはゆっくりと体を腐らせながら死んでいくことになります。
戦利品
自動 悪魔の血(100G/赤A)
自動 悪魔の牙(300G/赤A)