ML10“深淵に誘う”ナクタ
(エルトリアンセメタリー)
分類:植物&魔動機
 知能:低い 知覚:魔法 言語:なし 生息地:湿地 反応:敵対的
 知名度/弱点値:18/21 先制値:17 移動速度:22 生命抵抗力:15(22) 精神抵抗力:14(21)
攻撃方法命中力打撃点回避力防護点HPMP
なし(苔核)14(21)10540
光束(胴体)14(21)2d+1013(20)85
長剣(右腕)15(22)2d+1513(20)70
大盾(左腕)13(20)2d+1012(19)1680
蹴り(脚部)14(21)2d+1212(19)1095
特殊能力部位数:5(苔核/胴体/右腕/左腕/脚部)
コア部位:苔核、胴体(すべて)
弱点:炎属性ダメージ+3点
または、物理ダメージ+2点
以下の部位は「分類:植物」として扱われ、弱点は「炎属性ダメージ+3点」です。

●苔核
○姿勢制御
 この部位は、転倒状態や足場の悪さによるペナルティ修正を受けません。
○誘う光/13(20)/精神抵抗力/消滅
 この魔物とは異なるエリアに存在するキャラクターは、自身の手番開始時に精神抵抗力判定を行わねばなりません。失敗すれば、この魔物と同じエリアまで「通常移動」で移動しようとします。この効果は精神効果属性です。
○毒素の胞子/13(20)/生命抵抗力/消滅
 この魔物と同じエリア内で手番終了時を迎えたキャラクターは、[2d+9]点の毒属性の魔法ダメージを受けます。
〆幻覚の光/必中
 自らを中心に「半径10m」以内のキャラクターすべてに、自分自身に襲われる幻覚を見せます。
 対象は直ちに「目標値『自身の命中力+8』の回避力判定」または「目標値『自身の魔力+8』の精神抵抗力判定」のいずれか、その時点で、より自身に不利な方の判定を行わねばなりません。
 失敗すれば幻覚に打ちのめされて転倒した上、直後の手番では主動作を行えません。
 精神効果属性の効果に対するボーナス修正を得ている場合、上記の回避力判定、精神抵抗力判定にも同じだけボーナス修正を得られます。精神効果が無効なキャラクターは一切の影響を受けません。
以下の部位は「分類:魔動機」として扱われ、弱点は「物理ダメージ+2点」です。

●胴体
○光束
 光束の攻撃は、射程30mで魔法ダメージを与える射撃攻撃として扱います。
○汎用防御膜展開
 [胴体]がダメージを受けると、直後に、受けたダメージの属性(「属性なし」を含みます!)に対応する防御膜がすべての部位に展開されます。防御膜が張られた状態では、すべての部位はその属性から受ける適用ダメージを半減(端数切り上げ)します。
 新たな防御膜が張られたら、それまでの防御膜の効果は失われます。
 戦闘開始時には、炎属性に対する防御膜を展開しています。

●右腕
√薙ぎ払いU
 任意の5体までに近接攻撃を行います。

●左腕
○大盾の護り
 すべての部位に対する近接攻撃、遠隔攻撃の対象は、常に[左腕]に変更されます。
 同時に複数の部位を対象とする攻撃に対しては効果を発揮しません。また[左腕]が主動作を行った場合、続く10秒(1ラウンド)の間、この能力は失われます。
〆機関砲/13(20)/回避力/消滅
 [射程:20m][形状:貫通]で、大盾に内蔵された機関砲を発射し、対象に[2d+10]点の魔法ダメージを与えます。
 この能力は連続した手番には使えません。

●脚部
○攻撃障害=+4・なし
 [苔核][胴体]は近接攻撃に対する回避力判定に+4のボーナス修正を得ます。
 [脚部]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
○踏み倒し/13(20)/生命抵抗力/消滅
 蹴りの攻撃が命中した場合、対象をその場に転倒させます(飛行状態も解除されます)。
 キャラクターは望むならば、生命抵抗力判定の代わりに腕力判定で対抗しても構いません。
 【湿地】地帯の<主>として知られる、エルトリアス(⇒『ML』161頁)に寄生したグリーンセメタリー(⇒『ML』122頁)です。
 <大破局>以前から命令者を失った後も湿地の警備を続けていたエルトリアスが、湿地に自生していたグリーンセメタリーに頭部を覆われてしまったもので、繁茂した苔にセンサー部を侵食され、敵味方の識別が行えない「狂った魔動機械」となってしまいました。
 現在は所定の巡回ルートをひたすら往復し、遭遇した者を無差別に殺戮する存在となっています。ある程度の自己修復機能を備えているらしく、手傷を与えても次に遭遇した際には完全な状態だったとする報告があります。

 この魔物は<剣の欠片>×5個で強化されています。
 この魔物を倒した場合、「【湿地】の攻略者(20点)」の名誉称号を獲得します。

【戦利品】自動:豊穣の土2.000G、希少な魔動部品900G×5 2-6:肥沃な土300G 7-:未知の魔動部品2400G