ML9 | “魂奪の悪魔”エザクーハ (ガランザン) | 分類:魔神 | ||||
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知能:高い 知覚:魔法 言語:あらゆる言語 生息地:不明 反応:中立 移動速度:22(飛行) 知名度/弱点値:16/19 先制値:16 生命抵抗力:12+2(19+2) 精神抵抗力:12+2(19+2) | ||||||
攻撃方法 | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
なし(頭部) | ― | ― | 11(18) | 8 | 78 | 78 |
大鎌(胴体) | 12(19) | 2d+15 | 9(16) | 10 | 86+45 | 36 |
特殊能力 | 部位数:2(頭部/胴体) コア部位:頭部 | 弱点:衝撃属性ダメージ+3点 | ||||
●全身 ○毒無効、○病気無効、○呪い無効、○通常武器無効 ○魂の契約 契約を交わした者の魂に自らの存在を紐づけ、疑似的な不死を得る力を有しています。 ガランザンは「契約者」を得ているとき、<剣の欠片>による強化やトレジャー強化能力を適用されませんが、HPが0以下になっても倒れず、黒い霧のような非実体となってその場を脱し、契約者の下で復活することができます。 この形で復活したガランザンは契約者の内側に潜み、1日の間は自発的に姿を現すことはできません。この間に契約者が意識を失った場合、ガランザンは完全な状態で契約者と同一の座標に再び出現します。そして、新たな契約者を得る前にもう一度HPを0以下にすることができれば、ガランザンは滅びを迎えます。 ガランザンが内側に潜んでいる契約者は、追加の特殊能力「○奈落憑き/限定2回行動」「▽痛恨撃」を獲得します。これらの能力の詳細は、契約者によって異なります。 ●頭部 〆操霊魔法8レベル/魔力11(18) ○魔法適性 戦闘特技《魔法拡大すべて》《ダブルキャスト》《クリティカルキャスト》《ワードブレイク》を習得しています。 ☆契約の囁き/12(19)/精神抵抗力/消滅 この能力は、ガランザンが契約者を得ていないときに限って、1ラウンドに1回だけ使えます。 「射程:視界内」で、対象1体に呪いの込められた誘惑の言葉を囁き、自らとの契約に誘います。抵抗に失敗したキャラクターは、1点の「魂奪P」を獲得します。 ガランザンがいずれかの部位のHPにダメージを受けるたび、「魂奪P」を得ているすべてのキャラクターは、自らの「魂奪P」に等しい確定ダメージを受け、同じだけガランザンの受けるダメージが減少します。 自身の冒険者レベルに等しい「魂奪P」を得てしまったキャラクターは、ガランザンの新たな契約者となり、その魂にガランザンの存在を紐づけられてしまいます。ガランザンが内側に潜む状態になったならば、その意思に逆らうことはできません。 この能力は呪い属性です。聴覚を喪失したキャラクター、意識のないキャラクターは自動的に抵抗に成功します。 ○瞬間達成値/+2(1日1回) 任意の行為判定で2dの出目を確認してから、達成値を+2することを選択できます。 ●胴体 ○飛翔 すべての部位は、近接攻撃の命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。 [部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。 ○大鎌の遣い手 戦闘特技《薙ぎ払いU》《斬り返しU》を習得しています。 ▽砕魂撃 打撃点決定の出目が「10」以上だった場合、打撃点をさらに+5点し、対象は適用ダメージと同じだけHP最大値が減少します。HP最大値の減少は呪い属性の効果であり、呪いを与えたガランザンが滅ぼされるまで永続します。 【リムーブ・カース】の魔法などで解呪する場合には17以上の達成値が必要です。 ○虚無の外套 [部位:頭部]に与えられるすべての合算ダメージを半減(端数切り上げ)します。 この効果が発生するたび、[部位:胴体]は減少させたダメージに等しいMPまたはHPを消費しなければなりません。 [部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。 ▽機会攻撃 自身の手番終了時に「1d」し、出目が5〜6だった場合、追加で近接攻撃1回を実行できます。 この効果による追加の攻撃は、1日に2回までしか行えません。 | ||||||
ボロボロの漆黒の外套を纏い、長大な大鎌を手にした死神のような姿の中位魔神です。フードに隠された頭部は、角と牙を生やした鬼面の髑髏であり、背からは骨組みだけの蝙蝠めいた翼を広げ、原理不明ながら自在に空を飛びまわります。 人の魂に干渉する異能を有する稀有な魔神で、契約した者の魂に自らの存在を結びつけることで大きな力を与える、と称する『契約』を持ち掛けますが、その実態は自らの意思も感情もこの魔神に明け渡すと同義であり、契約者には無軌道な暴走を重ねた挙句、親しい者を大いに巻き込んで破滅する未来が待っています。 しかし契約を持ちかけるガランザンの誘惑は極めて巧みである上に、一種の呪いとして側面を持ち合わせており、その言葉を耳にすれば、意志の強い者であっても徐々にその魂を浸食されてしまうとされます。 人から取り返しのつかない何がしかを奪い去るとされる魔神群『簒奪の悪魔』の一柱で、より上位の『簒奪の悪魔』ら共々、単純な侵略とは異なる側面から<奈落の大浸食>の一翼を担っている可能性が示唆されています。 この魔物は<剣の欠片>×9個で強化されています。 |